バスケのディフェンスの役割をマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスの二点からお話したいと思います。
1.マンツーマンディフェンスの役割
バスケのマンツーマンディフェンスは、文字通りですが、一人のオフェンスに一人のディフェンスが、責任もってマッチアップすると言うことです。
これは、一人が一人を責任持ってディフェンスするのが役割です。そしてオフェンスは、そのマークを外して攻撃をしていくと言うのが役割です。
マンツーマンディフェンスの役割は、第一に自分のマークする人をいち早く見つけ、ピックアップすることです。ディフェンス体制が遅れると言うことは、相手に攻撃される時間を、より多く与えると言うことです。
そして、スクリーン等をオフェンスが、行った場合は、必ず見方に声で知らせて、ディフェンスの準備をしていくことも役割です。上達しているものは、こういうことがしっかり出来ています。
第三は、一人が抜かれたときのヘルプと、それに伴うカバーを行うと言うことです。言い換えれば、相手に簡単にシュートを打たせないための、役割です。
バスケでは、第一、第二は意外と役割を把握されているのですが、第三は、上達者でも中々出来ないことが、多いようです。
バスケのマンツーマンでは、この三点が非常に重要と考えます。
2.ゾーンディフェンスの役割
ゾーンディフェンスの役割についてお話します。そもそも、ゾーンディフェンス自体に一定の役割が、バスケの場合はございます。
どういうことかといいますと、マンツーマンディフェンスと違い、一人ひとりが与えられたスペースを守るからです。よって配置の方法で、役割がある程度決まってきます。
例えば、2-3ゾーンの場合は、ペイントエリア内をディフェンスで固めたいときです。2-1-2は、更に、相手に大きい選手がいて、ペイントエリア内を固めたいときです。
次に3-2は、3Pシューターのシュートを防ぎたいとき等に使用されます。1-3-1は、ウィングからの攻撃に備えたりもします。
そして、このゾーンディフェンスの役割は、さらにこの形からディフェンスをしながら、一定の目的でボールを取りに行ったりもします。
バスケのゾーンディフェンスの役割は、その配置で変わります。ですから、このディフェンスは、全員の呼吸が合うことが、非常に重要です。
又、その目的を全員が、把握することも重要に成ります。シュミレーションしながら、上達していき、試合で使用して修正していく必要もあります。
このディフェンスは、技術の上達だけでなく、守っている皆が声を掛け合って、オフェンスの位置を知らせたりすることも重要な役割です。
バスケの代表的なディフェンスの種類と役割のお話をしました。動きの上達とともにディフェンスは、声をかけて見方同士が、全体を把握することも大事に成ります。