バスケのパスは正確にパスが出来なければ、上手く連携が出来ないため、正確なパスコントロールが要求されます。
今回はバスケのパスコントロールの練習メニューについて紹介していきます。
1.対面パス
まずはパス回しをするための正確にパスを出す練習をします。
二人組になって各種のパスをします。パスをする側は力強いパスで相手の胸の位置めがけてパスします。
最初は1~2メートル間隔でおこない、どんどん間隔を広げていきます。
パスを待ち受ける選手はジャンピングキャッチといって、キャッチする前にすこし飛びます。
着地するまでに肩足を前に出して、
つぎのパスを出す動作につなげます。ジャンプ→キャッチ→パスという動作をスムーズに出来るように練習しましょう。
2.ボールを2個使っての対面パス
二人組を作って二人ともボールを一つ持ちます。
大きめの距離をとって、一方がチェストパス、もう片方がバウンドのチェストパスをします。
ボールのスピードやボールの軌道が正確でなければ、ボールが当たってしまいます。
パスを投げるタイミングを計りながらパスをだすようにします。
この練習によって相手のタイミングを合わせたパスが出来るようになります。
3.ランニングチェストパス
二人組を作って、ボールを一つ持ちます。
2~3メートルの距離を保ったまま、走りながらのチェストパスを繰り返します。
相手も走っているので、ボールを投げる位置を調節する必要があります。
パスを投げるときに相手の胸の位置に正確に投げないと、パスを受け取る側の体勢がくずれてしまい、走るスピードが落ちてしまします。
この練習によってスピードに合わせた正確なパスが出来るようになります。
走りながらですので、パスを受け取るときに踏み込んだ足を意識してトラべリングにならないように気をつけてください。
4.長い距離のチェストパスになれる
チェストパスはパスする相手が長い距離であっても使うことがあります。
パスの距離を長くすることによって、パスのスピードや鋭さを鍛えます。
練習ではコートの端と端に二人立ちパスを出します。
ふわっとしたパスではなく、直線的なパスがだせるようになるまで練習します。
動きの中のパスやパスの距離を広げることによって、パスのコントロールは徐々に向上してきます。
このようにバスケのパスのコントロールを覚える事は、バスケの上達には欠かせません。普段の練習メニューを意識して練習を続けましょう。