バスケのオフェンスのセットプレートは、どんな場面で、どのようにつかわれているのでしょうか。セットプレーの種類も含めてお話したいと思います。
1.セットプレーの役割
本来バスケにおいて、オフェンスのセットプレーをする時間よりも流れの中の動きで、得点を獲得していくことが多いスポーツでも有ります。
バスケに、オフェンスセットプレーを組み込むには、意味があります。その意味を考えて見ましょう。
第一にセットプレーを行い、この場面で必ず得点をしていきたい場合です。これは、拮抗した場面で、どうしても点数をもぎ取りたいときに、行ったりします。
第二に今までのオフェンス方法を一旦停めて、オフェンスにセットプレーで変化を与えたいときです。これは、ハイペースになっている試合の流れをきりたいとき等に、よく使用されたりもします。
あくまで、最後は得点につなげるためのオフェンスセットプレーです。
後は、相手のディフェンスに1箇所弱点が、生まれていることに気づき、そこを中心にオフェンスセットプレーで得点を稼いでいくときに使います。
これは、どのスポーツでもあることと思います。バスケにおいてのオフェンスセットプレーの基本的な役割と思います。
セットプレーは、試合に出る人だけでなく、チームの全員が、把握して上達して習得しておく必要があります。何故なら、チーム全体で一つの動きをするからです。
全員が上達して使用できないと、プレーのすべてが、台無しになることが多いからです。
2.セットプレーの種類
実は、種類と書きましたが、現時点では、バスケのオフェンスのセットプレーは、無限大にあると考えて構いません。従いまして少しだけですが種類をお話します。
通常オフェンスのセットプレーでは、モーションからのオフェンスセットプレーが有ります。一定の動きを、全員が覚えて、その動きの中から、ボールをまわしてシュートにつなげるものです。
もう一つは、3Pシューターのマークを外して、ノーマークでシュートを打たせるための、オフェンスセットプレーがあります。
両ウイングが、同時に動いてブラインドパスからのオフェンスセットプレー等が、有ります。
エンドボールからのオフェンスセットプレーも沢山種類が、御座います。
バスケにおいてオフェンスのセットプレーは、本当に多種多様に御座います。
ただ、一つだけいえるのは、沢山チームとして種類を持つことは、重要では有ります。しかしながら、誰かがミスをすると、そのオフェンスセットプレーは、すべてが台無しになることが多いです。
種類も必要ですが、バスケでは、全員がきちんと上達してから、違うオフェンスのセットプレーを覚えていくと言う、積み重ねが大事です。
不完全な状態で、オフェンスセットプレーをするということは、セットプレーの役割を見失いバスケの試合にも影響します。
必ず、全員で習得して上達して行く必要があるプレーです。