バスケだけでなくスポーツには、フットワークと言うものが、存在します。これをおろそかにすると上達もしませんし、怪我にもつながります。今回は、フットワークのお話をします。
1.フットワークって何で大事
ある高校のチームで、合計3時間の練習で延べ1時間のフットワークを、取り入れているところが御座います。ここでも解るように、初心者でも上達者でもフットワークは、バスケにおいては、非常に重要な運動です。
なぜ、フットワークが、きつくても大事なのでしょうか。これは、このフットワークの中に、バスケに必要な要素を沢山含んでいることと、基礎体力維持、向上のためです。
バスケに必要な要素とは、サイドステップやクロスステップなども含まれ、バスケにおいて日々の鍛錬と上達が、必要な要素が含まれたフットワークになっているからです。
そして、真剣にやるとこのフットワークで、ヘロヘロに成るかもしれませんが、そこからのボールの練習が、体力アップに必ずつながるからです。
このフットワークをおろそかにしてしまうと、必ずバスケの上達に支障をきたします。そして、なにより、練習でも試合でも怪我をしてしまう確率も上がってしまいます。
バスケにおいてのフットワークは、バスケの基礎であり、上達して行くための鍛錬であります。そしてプレー中になるべく怪我が起きないためのものでもあります。
苦しいと思っても、毎日やって嫌だなと思っても真剣に取り組むことが、必要です。
2.フットワークの目的別種類
一口にバスケのフットワークと言っても、やはり種類があります。ここでは、大まかな基礎となるフットワークの種類を目的別に紹介します。
ストレッチ系のフットワークです。
ジョギング、ヒップローテーション、ウォーリングランジ、サイドスイング、トータッチ、キャリオカ等になります。これは、ストレッチの要素が、多いので最初のうちにやるフットワークです。
ステップやジャンプ系のフットワーク
スキップ、片足ジャンプ、腿上げ、レイアップジャンプ、サイドステップ、クロスステップ等になります。これは、本格的に走る前の準備運動的なフットワークの基礎になります。
走る系のフットワーク
ダッシュ、バックラン、シャトルラン、クオーターダッシュ、スリーステップラン等になります。ここからは、本格的に成るので一つのメニューの本数も増えてきます。
オフェンス・ディフェンス系のフットワーク
ジャンプストップ・スライドステップ・サイドキック・ハーキー、サイドステップ(速)、クロスステップ(速)、切り替えしステップ等になります。
バスケにおいての代表的なフットワークになりますが、もっともっと沢山のメニューが存在します。中には、逆立ち歩きをするというのもあります。
バスケの上達のために行うメニューです。そして、怪我のないバスケのためのメニューです。
怪我をしてしまえば、基礎のフットワークも出来なくなることも御座います。きちんと毎日フットワークを行い、バスケ全体の上達にベクトルが、向いて繰れたらと思います。