初心者の方が、バスケを始めた時にやったらよい筋トレとはどんなものが有るかを成長期前、成長期後、そして社会人に分けてお話ししたいと思います。
1.まずは、成長期前のお子さんたちの筋トレ
文字通り成長期前のお子さんには、余り過度なトレーニングは避けてください。成長期前に腕立て伏せ、腹筋、背筋等の筋トレを行うことは、なるべく避けて下さい。
成長期の骨格作りに影響してくることが、多いです。初心者・経験者にかかわらずバスケをするための筋トレ以外は、上達の妨げになってしまうと思います。
では、初心者の方が、バスケをするにあたり、取り組んだ方が良い筋トレには、どういったものが有るかお話しします。先ずは、普段のフットワークの練習メニューに、軽く筋トレメニューを入れることです。
バスケの上達に過度な筋トレはこのころは、要りません。ですので練習の終わりに、体幹を鍛える簡単なメニューを、ストレッチ前に入れるのも効果的な初心者のバスケの筋トレになます。
成長気前には、体の発達やバスケの上達に支障の出ない筋トレをお勧めします。
2.まずは、成長期後のお子さんたちの筋トレ
成長期が終わり、骨格が出来ている状態になると、初心者の方でも筋トレのメニューは、グッと増やして構わない時期に来ると思います。
多少の負荷の掛かった筋トレのメニューも取り入れていきましょう。当然、腕立て、腹筋、背筋のメニューも取り入れたりしていきます。
上質な筋肉を作っていき、ファルトレクのようなものを取り入れたりして、きちんと使いこなせる筋肉を筋トレ等で作りましょう。
バスケで必要な筋肉は、ただ筋繊維を増やすだけでなくアジリティー向上のための筋トレです。筋トレによってバスケが、上達する方向に向けていくのが良いと思います。
又、体幹を鍛える筋トレや、逆立ち歩きのようなものを取り入れて、初心者でもバスケの上達に起因する運動を行えればと思います。
ただ一つだけ筋トレで注意してほしいのはスクワットです。これは、きちんとした方法で出来なければ筋トレの意味もなく、初心者の方はただ身体を壊すだけのことがあるので、こういうメニューを筋トレで行う場合は、きちんとした指導の下行ってください。
.社会人の筋トレ
社会人から初心者でバスケをする方の筋トレは、突然高負荷のメニューと取り入れてもきついだけで続かないことが多いです。ですので最初に取り組む初心者の筋トレとしては、やはり体幹を鍛える筋トレが一番だと思います。これは、家でも畳一枚で出来る筋トレですし、何より静かに出来ます。そして、バスケ初心者の方が上達するために必要な筋トレが出来ます。
又、学生と違うので限られた時間の中でバスケの為に筋トレするわけです。実は、少しお金に余裕がありましたら、ジムに通って筋トレをするのも○です。初心者の方は、バスケに限らずきちんとした指導の下筋トレを行いバスケの上達に役立てるのも一つの方法と思います。
又、実は泳げる方でしたら水泳を取り入れるのも良いのでないかと思います。あくまでバスケに使用するための筋トレですし、上達のための筋トレでは有りますが、全身の筋力をくまなく鍛えてくれるのが水泳です。初心者の方にはお勧めです。