トライアングルオフェンスはバスケの中でも難しいオフェンスとされています。今回はバスケのトライアングルオフェンスについてと練習メニューについて紹介します。
トライアングルオフェンスは攻撃時に3人の選手が三角形をつくり、互いにパスをしあって攻撃のチャンスを狙うオフェンスです。5人が協調して動くため、ディフェンスには負担が高くなります。
当時、NBAのブルズやレイカーズを式していたフィル・ジャクソンがこのトライアングルオフェンスを使って、何度もファイナルを制したのは有名です。
それでは、トライアングルオフェンスで使用する動きを練習メニューを紹介します。
1.カット
ボールをパスしたあとにゴール側にきれこむ動きを覚えます。両サイドに二人が立ち、パスをしたあとゴールに切れ込みます。再度、切れ込んだ選手にパスしてしてシュートまで持ち込みます。
パスしたプレーヤーは、カットしたところにスペースが出来るので、そこに移動します。意識する点としてはバスケはゴールに近づくことが一番怖いことなので、ゴールに向かって走りこむことです。
2.スクリーン
スクリーンを行い、味方をフリーにします。オフェンス三人にディフェンス三人がコートに立ち、ボールマン以外のメンバーがスクリーンをしあいフリーの選手をつくります。
フリーの選手にパスをしてそのままシュートをうちます。スクリーンをかけるプレーヤーは手を胸に当て手で相手を押さないようにし、スクリーン中は動かないように気をつけてください。
3.ピック&ロール
オフェンス二人とディフェンス二人がコートに立ち、ボールをもっていないプレーヤーがスクリーンに行きます。ボールマンはスクリーンを使ってゴールに切れ込みます。
一方スクリーンをしたプレーヤーのはスクリーンが成功したらゴール側に切れ込みます。ディフェンスがどのように動くかによって、どちらかのプレーヤーはフリーになるのでそのままシュートに行きます。
スクリーンをするプレーヤーはしっかりとディフェンスをひっかけたのを確認してから動くようにしてください。
4.まとめ
上記の動きをトライアングルオフェンスに組み合わせることによって、攻め方が無限に出てきます。
トライアングルはシステム上、選手同士が近いので、どうしてもスペースが空きずらくなります。狭いスペースでも1対1ができる力を身につけておきましょう。
またこれらの動きはバスケの基本的な動きなので、試合のどの場面でも使えます。必ず身に付けましょう。