今回はバスケのシュートに回転がかからない理由について記載します。
バスケのシュートに回転がかかっていない場合、シュートを打ったときボールに入っている線が止まって見えます。
回転が止まった状態のボールはリングに嫌われることが多くはないでしょうか?ずばりボールの回転がかからないのはシュートフォームがよくないわけですが、なぜシュートに回転をかける必要があるのでしょうか?
ボールに回転が掛かっている場合、シュートの軌道は高い弧を描くように飛んでいきます。高い軌道でボールにいい回転がかかるとリングに吸い込まれるようにしてシュートが入っていくようになります。
例え外れてリングに当たったとしてもボールの回転のおかげで跳ね返りが弱くなりリングに入りやすくなります。シュートフォームの悪い箇所が考えられるところは以下になります。
1.ボールを指にひっかける感覚がない
ボールを指にひっかける感覚がまだ身についていない場合は、以下の練習メニューを練習します。
仰向けに寝た状態で、シュートフォームをとり真上にシュートを放ちます。シュートを打つときに、手首のスナップと指の使い方について意識して練習します。
真上にシュートしたあと、正確にまっすぐ投げることができれば同じ位置にボールが戻って来ますが、すこしでも斜めに打ってしまうと、同じところにボールが戻ってきません。
この練習でシュートを打つ方向がぶれなくなるまで練習しましょう。
2.手首のスナップがきいていない
手首のスナップをきかせる方法がまだ身についていない場合は、以下の練習メニューを練習します。
今度は立った状態で、シュートフォームチェックを行います。仰向けに寝た状態での練習とは違い、今度はリングを狙わずにその場で自分よりも手前にシュートを放ちます。
立った状態なので、シュートを打ったあとに自分の手前にボールが落ちますが、正確な回転がかかっていれば地面にバウンドしてまた自分の手元に帰って来ます。
斜めに回転するようであれば、ボールは自分のところに戻ってきません。この練習で、正しいボールの回転が出来るようにしましょう。
いいシュートフォームが身につき、ボールにいい回転がかかるようになればシュート力はかなり向上します。反対に悪いシュートフォームではいつまでもシュートがうまくなりません。
今回の練習メニューでしっかりとバスケの手と指の使い方を体に覚えさせてボールにきれいな回転をかけるようになりましょう。