バスケのオフェンスには数多くのフォーメーションがあります。
フォーメーションを使うことでここいちばんに点をとるチャンスを作り出すことが出来ます。
今回は代表的なフォーメーションの練習メニューについて紹介していきます。
1.モーションオフェンス
モーションオフェンスとはオフェンスの五人があらかじめ決められた基本的なルールに従いながら、そのルールが破られても各個人が考えて次のプレーをするオフェンスのことをいいます。
カットやスクリーン、ピックアンドロールを使うことで、フリーを作り出します。
2.アイソレーション
チームに絶対的に1対1で優位に立っている選手がいる場合に用います。ボールを持っていない選手はボールマンから離れ邪魔にならないようにします。
当然、ボールマンにディフェンスが集中してくるので、他の選手はフリーになることが多くなるので、ディフェンスがボールマンによってきたら逆にフリーの選手を使う方法もあるので、周りの選手はいつでもシュートが出来る態勢で待ちます。
3.ワンフォー
ガードがトップに立ち、45度付近に二人、ポスト付近に立って、スクリーンプレー等を使って攻める手法です。ガードはパスできる箇所が4箇所あるので、攻めやすくなります。
4.トライアングルオフェンス
トライアングルオフェンスは攻撃時に3人の選手が三角形をつくり、互いにパスをしあって攻撃のチャンスを狙うオフェンスです。
5人が協調して動くため、ディフェンスには負担が高くなります。
5.ディレードオフェンス
シュートを早くうつのではなく、24秒をフルに使ってオフェンスをします。主にゲームのテンポを遅らせることにより、相手のリズムを狂わせるようにします。
相手チームよりスピードが劣っていたりリバウンドが弱いときにも使う場合があります。
テンポが遅くなるので、自分のチームも調子を崩してしまう可能性があるため、自チームに適しているか判断が必要です。
バスケのフォーメーションはチームそれぞれ独自のものに仕上げていくので、必ずこの動きをしなければならないということはありません。チームの特色を生かしたフォーメーションを見つけて伸ばしていきましょう。
バスケのどのフォーメーションをするかはチーム内でしっかりと話し合って、チーム全員が理解するようにしましょう。
基本的な動きはどのフォーメーションであっても共通して使うので練習メニューをこなして体に染み込ませるようにしましょう。