今回はバスケのアイソレーションオフェンスについて紹介します。
アイソレーションオフェンスはチームに絶対的な得点能力が高い選手がいる場合に、周りの選手は1対1の邪魔をしないように逆サイドに離れることによって、1対1をしやすくする戦術です。
ディフェンスとの能力が明らかに違う場合に有利にですが、ディフェンスと互角である場合は、あまりオススメできません。
またアイソレーションオフェンスは味方の選手の足が止まってしまうことが悪くなる可能性があります。しかし残り時間がすくないときなど、ここ一番で点をとりたいときに一番得点力がある選手にアイソレーションで託すなどで使うことが有効になります。
NBAではアイソーレーションオフェンスが基本的ですが、日本では日本人の特性上あまり好まれない戦術ではあります。しかしアイソレーションオフェンスを取り入れることによって選手個々の長所を生かしたチーム作りや得点力の高い選手を作ることが出来るので、注目されています。
それでは、バスケのアイソレーションオフェンスに必要な練習メニューについて紹介していきます。
1.1対1
アイソレーションオフェンスは1対1の能力が必要です。1対1の練習の中でドリブル、シュートの能力を高めましょう。中でもドライブの能力が高くなければいけません。
2.1対2
アイソレーションオフェンスはディフェンスがダブルチームにくる場合があります。1対2の不利な状況でプレッシャーがかかってもシュートを決める力をつけます。
3.5対5
アイソレーションオフェンスはボールマンにディフェンスが集中する特性があります。5対5の練習の中でボールマン以外のメンバがアウトサイドやインサイドでパスをもらえる体勢を作ります。
あらかじめまわりの選手の動きを決めて、ボールをもらう位置を決めて置くと、パスがだしやすくなるので、セットプレーとして練習するようにします。
4.1対1のトーナメントを行う
アイソレーションは1人のオフェンス力に頼るので、アイソレーションをする選手には、チーム全員の信頼が必要です。
チーム内で勝ち抜きの1対1のトーナメントを行い、一番1対1の実力がある選手を選ぶと、チームの信頼度も高くなると思います。またチーム内での競争が個々のスキルを伸ばすので、相乗効果が出てきます。
バスケのアイソレーションオフェンスは1対1の強さが鍵になります。アイソレーションオフェンスが出来るほどのオフェンス能力を身につけれることが出来るように練習メニューに励みましょう。