今回はバスケの判断力を鍛えるトレーニング方法について紹介していきます。バスケはその場の状況に応じてプレーを選択するスポーツです。
例えば、ディフェンスが後ろに下がっているのに、パスやドリブルをするのは、せっかくシュートするチャンスを失ってしまいます。
状況判断が少しでも遅れると相手ディフェンスは対応してしまうので、攻め手を失ってしまいます。状況判断は判断の積み重ねをすることで、早くなってきます。
それでは、バスケの判断力を鍛える練習メニューを紹介していきます。
1.優先順序を決める
優先順序を決めることで、判断が早くなります。例えば、まずボールを貰ったら、シュートを考える、シュートができなければドリブルで抜くことを考える、ドリブルができなければ、パスを考えるという、順番があれば、判断に迷うことは少なくなります。
基本的には自分が点を取ることを一番に考えることが重要です。シュート→ドリブル→パスという順番が一般的です。
2.ルールを決める
判断に迷うのは、いろんな選択肢があるからこそ迷うということがあります。あらかじめ状況ごとに動きを決めていれば、迷いがなくなります。
練習時に様々な状況を再現してプレーし、一つ一つの動きをチーム内で明確に統一しましょう。
特に残り時間が少なくなる場合やここ一番でシュートを決めたい時は、判断力が無くなってしまいがちです。その場合に備えて、ナンバープレーなど予め動きを決めておきましょう。
3.視野を広げる
状況判断をするためには、まず目で見て状況を判断する必要があります。視野を広げることによって、状況判断が早くなります。
視野を広げるためには、目の端で動いている物を見て、目の端でも識別できるようにします。もぐら叩きなどゲームでもトレーニングが出来るので、楽しみながらトレーニングをしましょう。
4.イメージトレーニングをする
状況判断のルールが出来ればあとは、試合で迷わず状況判断ができるように、イメージトレーニングをしましょう。
頭の中で、それぞれの状況になったときにどのように動くか何度もイメージします。このイメージトレーニングは判断力以外にも、シュートやドリブルなど様々なイメージトレーニングをすることができます。
このようにバスケは正しい状況判断を繰り返すことで、正確に素早い判断ができるようになります。練習メニューを反復して、試合で生かせるように頑張りましょう。