初心者の方が、家でバスケの練習をする際に注意したいことやスペースの限られたところでやる練習方法に関して若干のアドバイスをさせて頂きます。小学生・中学生以降・社会人での初心者の方にそれぞれ特徴があるので分けて説明させて頂きます。

1.まずは、小学生の方々から

小学生の低学年で始めた方は、先ずはボールになれることからが非常に大事になりますので、教わったボールハンドリングの方法を家で徹底的に練習してほしいと思います。

ボールに触れている機会を増やしていくことが、非常に重要と思います。皆が初心者ですのでバスケを上達するのに必要なボールとの密着感を家でやることで早く身に着けてほしいです。

小学校中学年から初心者で始めた場合は、低学年でやるボールハンドリングの他に、ベッドや床からパスやシュートの練習を行うことで低学年から始めた子達に早く上達して追いつけると思います。体力差が出始める学年になるので、あせらずバスケをしていくことも重要に成ります。

小学校高学年から初心者で始める場合は、低学年・中学年のメニューのほかにバスケの上達を早める為に家の中だけでは中々追いつきません。

家の近くの空き地で例えば毎日ダッシュ×10本、休憩2分、ダッシュ×10本というような練習メニューも取り入れたほうが良いと思います。

これは、高学年からバスケを初心者で始める際には、低学年から始めた子よりもどうしてもバスケの動きに付いていけないということです。

実は、走れることが中学に向けてのバスケの上達にもつながるからです。

最近では余り推奨をしていないと思いますが、小学生のうちからむやみやたらに筋力をつけるためのスクワットや腕立て伏せ、そして腹筋背筋のトレーニングは、体が出来ていない時は、出来るだけ避けて下さい。

このようなトレーニングは、後々の成長を妨げる可能性があるので過度にはやらないことをお勧めします。

2.中学のから初めた子へ

中学から初心者で始めた子のバスケの家での上達方法は、特に小学生から始めた子達よりもバスケの基本的なハンドリング・ドリブル・基本的な動きがわからないで始めることになります。

勿論学校の部活動等では、その点を考慮して、ハンドリングやドリブル、そして基礎体力向上のトレーニングをすることになると思います。

しかしながら初心者の方には、部活動等の練習では若干足りない部分が、すべてのメニューにおいて出てきてしまいます。

そこでまず、家でのトレーニングは、自宅周辺を走ることが大事に成ります。先ず中学生は、誰にも負けない体力作りが初心者のバスケの上達には欠かせないと思います。

そして中学生には、どうしても成長期を迎えて体力や体格、特に男子は、グッと変わる時期でもあります。

大事なのは、この成長を促しつつバスケを上達させる為に家でのトレーニングをすることが、初心者には特に重要になると思います。

成長期を迎えていない、又は迎え始めたという子には過度な筋力トレーニングをお勧めしません。身長の伸びの妨げ等にもつながる可能性があります。

そういう子は、家でのトレーニングは、先ほどの走ることや家の中では学校で教えていただいたハンドリングを反復して行うことが良いと思います。

成長期が終わり始めたと思われる子は、基礎トレーニングに家で筋力をつける運動も含めて行うのが、バスケを上達させる上では近道になるトレーニングになると思います。

中学生からバスケを初心者で始めた場合は、部活動とかで結構な運動量、時間を割いていると思います。

又、勉強もおろそかに出来ない時期にも入ってくると思います。ここでは、限られた時間で家でも上達のためのトレーニングになると思いますのでくれぐれも怪我のないように行っていただきたいと思います。

3.社会人から初心者でバスケを始めた方へ

私も社会人から初心者でバスケを初めて見る見るうちに上達して言った方を何人も見ております。上達した人は実は年齢の若い老いは、余り関係なく初心者の方でも上達してるのを見ております。

そもそもバスケは、一人では出来ないスポーツです。社会人から初心者でバスケを始めるにしても何かしらかのチームやサークルに加入することが前提で、バスケを初める事と思います。

先ずは、初心者の方がバスケを初めて上達するのに必要なことは、イメージです。家でのトレーニングは、バスケのテレビ放送やDVDをとにかく見てイメージしてほしいことです。

小学生や中学生から初心者でバスケをやっている子達にも好きな選手がいる様に、社会人になっても好きな選手を先ずは、見つけることが家での最初のバスケの練習課題で、且つ上達の第一歩です。

社会人の初心者のバスケは、既にある体力に応じたバスケになります。そして大人です。自分に足りないものやもっと必要なことが理解できます。

イメージトレーニングは、中々出来ないものです。家でのイメージトレーニングは、吸収率が低く成っていく大人の方には大変必要になります。

この自分へのイメージ及びイメージアップを家で行いましょう。

実際に体育館で社会人として大勢でバスケをする時は、それを実際にやってみて、ズレを修正したり、周りに修正してもらったりしながらバスケをすれば、初心者の方も上達への近道になるのではないかと思います。

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